マッチ箱を変えてみよう マッチのマメ知識、燃えているのは箱!喘息対策も
着火の必需品マッチ。
薪ストーブを毎日使っていると、すぐ擦れてなくなっちゃうマッチ箱の横の部分。どうしようかなぁ?と悩んでいたらとてもいい物を発見!おかげで家用外用等色んなマッチ箱を増産できました。
今日はマッチのマメ知識とマッチストライカーのご紹介(*´▽`*)
お気に入りの浮き輪カモメちゃん。
カワイイマッチ箱も多くて思わずコレクターになりそうな時期もありましたが、ワンシーズン毎日使うので実用性重視に変更です。
マッチ箱の横の部分の名前?
マッチ箱の横の赤茶色の部分ってストライカーとか側薬(そくやく)とか横薬って名前らしいですね(*´ω`*)
ついでにマッチ棒の先端部分は頭薬(とうやく)。
すぐ使えなくなっちゃう
大箱でマッチを使っているとそのストライカーがすぐなくなっちゃいます。ほら、子供たちも火おこしするもんですから、シュッシュ!っと練習してるだけであっと言う間に削れて白くなってしまい使えなくなります。
こーんな感じ。
箱がつぶれて引火が怖い
それにマッチの大箱は箱蓋もすぐつぶれてしまい、薪ストーブの火の子で引火しやしないかとヒヤヒヤです。
箱を変えてみよう
それで、マッチを他の箱に入れ替えて使うようにしてみました。見た目もかっこよくなるかな?と期待。ところが箱は用意できるものの、試しにマッチをあっちこっちにこすってみたけど、火つかないんですね(;’∀’)
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マッチ棒が燃えるにはマッチストライカー(マッチ箱)が必要だ
そこで別途必要になったのが、マッチ箱の横のストライカー部分。
日本のマッチは「安全マッチ」といって、マッチ箱の側面のストライカーと呼ばれる部分(赤茶色の横薬が塗られた部分)と合わせて、着火できるような仕組みになってるらしいです。
外部リンク:The Making マッチができるまで、どうしてマッチは燃えるのか
昔のマッチはマッチ棒の頭に発火物体(黄リン)がついていた。
しかし低温(30度)で単独発火できるため発火事故多発。しかも猛毒。そこでマッチ棒の先端に塗る薬品を変更。発火物体(黄リン)から燃えない薬品である塩素酸カリ(赤リンへの酸素供給がお仕事)に。
そしてマッチ箱の側面に発火物体ではあるが、低温での単独発火の難しい赤リンを塗ることに。この2つの薬が擦れあったときに赤リンが発火(つまり発火してるのはマッチ箱!)する仕組みを開発!
このように単独発火を防ぐために薬品を2つに分けたこの仕組みが安全マッチというそうです。現在日本で流通している主なマッチはこの安全マッチです。
また、マッチ箱の火の粉がマッチ棒の先端に燃え移り炎になるために、マッチ棒の先には主に硫黄などの炎になるための薬品も塗ってあります。
※この部分は引用じゃなくて、リンク先の情報をまとめてみました、間違い解釈あったらごめんなさい
いやぁ 箱の横はヤスリ的なもので、てっきり摩擦で燃えてると思ってました(;’∀’)。てか発火してるのは箱!
マッチ棒どこにこすっても火が着かないわけだ。(*´▽`*)知らなかった。
余談:マッチを変えれば焚き付け時の咳き込みがなくなるかも?
ところでマッチ棒の先端に塗られている薬品の1つである硫黄は喘息を引き起こす可能性があるので硫黄を使わないマッチ(脱硫マッチ)も商品化されています。
外部リンク: 中外燐寸社 [脱硫マッチとは]
脱硫マッチももカワイイ種類がありますね~♪
我が家は子供たちも私も喘息もちなので、脱硫マッチを愛用させていただいています(なんで太鼓と獅子の絵なんだろう?)。マッチ独特の匂いもしない(ちょっと物足りない?)ので安心して使っています。
なんか薪ストーブ焚き付けの時に咳き込むんだよね?って方いらっしゃったら、もしかしたらマッチ変えてみるといいかもしれません。
マッチストライカーを入手してみたぞ
新しいマッチ箱
購入したマッチストライカーをNEWマッチ箱につけてみました。シールになっているのでペタリと簡単に貼れます。簡単♬
しかも普通のマッチ箱よりバチバチ火花が散ってちょっと楽しい( *´艸`)
イベントでも大活躍
携帯用マッチ箱も即席でつくれるので子供のイベントでも役立ちました。
マッチ箱のまま子供に持たせるとドンドンつかっちゃうし、いたずらする子も出てくるし、箱ひっくり返してこぼすし、、、俺一回しかやってなーい!とか誰々ばっかりずるーい!といったマッチ箱の奪い合いが勃発します(;’∀’)。
挙句の果てに火が大きくならないと、大量にマッチを薪のように投入する強者も現れたいして、、をい!!!
そこで一人マッチ5本よ!と決めてマイマッチを配り、結果5本しかない!と思えば大切に真剣に作業してくれました。大成功!
段ボールにアルミホイルまくだけなので、子供たち各自に楽しく作ってもらいました。
キャンプや非常用持ち出しにもいいですね。
今年(2018年秋)からはファイヤースターター(過去記事:ファイヤースターター)を入手したので、マッチの出番は控えめ(だと思いたい)になりそうですが、蚊取り線香とかはマッチじゃないと火を着けずらいのでこれからもこのスタイルで行きそうです。