枝の縛り方。自在金具を使えば。女性でも簡単に縛れるよ。
そしてせっかく束ねた枝も、数日で乾燥してロープがゆるみ、ガッカリします
束ねた枝を数日庭で保管していると、枝乾燥してがしぼむので持ち上げると結んだロープがすでにゆるくて枝がバラバラと抜け落ちます。
ひいらぎ縛り(勝手に命名)をすればこんなにタイトに縛れる!
今回編み出した?した方法で、太い麻ひもで結んであったものを縛りなおしてみました。
これだけタイトに縛れれば薪棚のスペースも節約できるってもんです。高笑いが止まりません。
この縛り方ってぜんぜんネットで検索してもぜんぜん見かけない。
当たり前すぎるのか、それとも、まさか私が初? もう縛り方に私の名前つけて「ひいらぎ縛り」って名前つけていい?ぐらいの興奮状態です。
枝を縛るのに譲れない3つの条件をクリアした!
私が譲れない、枝縛りの3条件です。
- 楽に縛れる
- 簡単にほどける
- ゆるんでもすぐに縛りなおせる
まずは早速枝を縛る様子を見てもらえると嬉しいです
くー(´;ω;`) これにたどり着くまでほんといっぱい考えた。
この縛り方ほんとに楽なので、マネしてほしい。
必要な道具は2つ
- ガイロープ 90cmを1本
- 自在金具 3つ目切り込みタイプを1個
動画の補足
動画の補足です。
✨ロープについて
- ロープの長さは90cm
- 紐の種類はガイロープというテントたてるときのロープ使ってください
ガイロープは表面が滑らかで滑りがよいので、今回のようにグーッと紐を引っ張りながら縛る方法に向いています。
太さも4~5mm程度が主流と太目で、作業してて手が痛くなりにくいです。
適度に伸縮するのでゴムとまではいかないもののピッチりと結べます。荷造り紐に比べてちょっとお高いですが、繰り返し使えるのと、一度作れば紐の長さ間違ってまた切りなおし!なんてこともないのでコスパ悪くはないと思われます。
また恐ろしい張力(350kgとか)に耐えるで、力任せに引いても切れることはまずありません。
反対に一般的な荷造り紐は滑りが悪いので今回のぐーっと引っ張って引き締める方法では枝にひっかかりうまく引けなかったり、紐が割けたりするのと、伸縮性がないので最後の自在金具にひっかかける過程がうまくいかずに苦戦します。
パラコードっていうそっくりなロープも売ってるけど、そちらは細くて金具から抜けちゃうか購入時に太さ確認必須です。
✨自在金具について
自在金具(ロープテンショナー)は。テントやタープを張る時の紐を、ぴーーん!と張るために使う金具でいろんな形があります。色もとってもきれい。
本来は「地面とテント」を結ぶとか、「木と木」にロープを張る等、どこか2か所を一直線にロープを張るために使われる金具です。
今回のように何かを縛るために使われることはほぼないようです(;’∀’)。例外としてナイトアイズとかいうものを縛るための自在金具も存在するようですが、自在金具といったら、ロープを真っ直ぐに張る道具!が一般的な説明のようです。
今回使った自在金具と同じタイプがこちら
切り込み有りの3つ目(3つ穴がある)タイプ。この切り込みが良い仕事してくれます。
閃いたきっかけ
これ我が家の洗濯物の風景です(;’∀’)。我が家はえらい狭いのでロフト部分に洗濯ロープを張っているのですが。それを見つめていてふと考えたんです。激重の洗濯物に1本で耐える洗濯ロープよ。君はどうしてそんなに頑丈なのかと。
洗濯ロープは自在金具の力により張力を得てかなりの重さに耐えつつ。しかもゆるんだら即座に増し締めできる。これ使えるんじゃない!? と思って試行錯誤した結果。今回の成果につながりました。拍手ー 自分に拍手。
小学生でもどんどん縛れるよ!
動画では片足乗せて引っ張ってますが、両足で枝の上に乗って、枝をぺちゃんこにしてガンガンひっぱっても大丈夫。なんせガイロープは何百キロにも耐えるのだから!
この方法が完成してから、枝を縛るのが楽しくてしょうがありません。あんまり楽しそうなせいで小学生の娘も私もやるー!と手伝い参戦するようになりかなりの戦力になりました。
かなりピッチり縛れるので薪棚の節約にもなるし運ぶのが楽です。
思わぬ効果。枝保管用のコンテナすらいらないかも?
何年も枝は短く切ってオレンジ色のメッシュコンテナにぎゅうぎゅうに詰めて保管していました。
これがけっこう地味な作業で、メッシュから枝が飛び出たりしてけして万能とは言えないものの他に方法もなくずっとこのままでした。
ですが今回枝がビチッとタイトに結べるようになったことで、わざわざコンテナに入れる必要がなくなりました。
縛ったまま薪棚において必要な分だけ家に運び入れます。
焚き付けを作りづづけでメッシュコンテナに入れ続けた日々。ありがとう。よい思い出です。