薪ストーブに竹

こんにちは柊ゆきです。

今年はなかなか冬がこない~と思ったらようやく週末から雪予報で、いよいよ冬ごもり気分です。

ところで竹って薪ストーブにくべたことありますでしょうか?

杉でも松でも桐でも(桐はもうこりごりだけど)燃やしてる我が家のピキャンネクターですが、竹はなんとなく嫌煙していました。だって竹って爆発するイメージが強くて。

それが、やってみるもんですね。竹いいよ? のお話です。

燃料としての竹との出会い

さて、先日「山学校」とやらに子供たちを参加させその付き添いをしてきました。

でお昼ご飯は子供たちがロケットストーブで豚汁を作っていたのですが、あら発見!! くべてる薪は竹ではありません???

ちなみにロケットストーブってのは「暮らしーの」ってサイトで分かりやすく詳しく掲載されていました。

あの断面は竹!

私は勝手に【竹=爆発】と思い込んでいたのでどびっくり。「竹って怖くないものなんですか? ば、、、爆発とか!?」とスタッフの方に質問してみました。

すると”親方!”と呼ばれる山の主曰く「竹は割いた状態なら爆発しない、むしろ油を含んでいるので良い焚き付けになる。使う量を間違わなければ薪ストーブでも使ってみたらいい」

ですってー♪♪(あ 私が無知なだけなんですけどね)

なぜ竹に反応したかといいますと

柊家の子供たちが剣道やってまして(;’∀’)。折れたり割けたりサイズアウトした竹刀が沢山。

使命を終えた竹刀達。第二の人生燃えて頂きましょう

竹刀ってすんごい大切に扱うよう日々言われてるので、ごみの日にポイ~っと捨てるのもなんか気が引けてたまってしまっていたんです。

でもね。うふふ。焚き付けにできるんなら話は別ですよ!!

剣道の竹刀を焚き付けにしてしまいました

というわけで、武道の神様に心の片隅でお詫びしつつ竹刀をバラシて、切り刻んでやりました。子供たちがね、、、苦笑。

「えーーー!竹刀燃やすの!マジ!」とビビっていた子供たちも、遠慮なく竹刀バッキバキにできることなんてそうそうないので、途中からはノリノリでバランバランに作業してくれました。

焚き付けとしての竹

燃やした感想ですが、優秀すぎる! 

取り扱い

  • 筋(木目)が真っ直ぐなので軽い力で均一な太さまで簡単に割ることができる
  • 毛羽立ちも少ないので木くずなども発生しにくいので室内に収納し安い
  • 虫が付きにくいので安心して大量に置ける
  • 軽い
  • 注意:ササクレがある場合が多いので鷲掴みすると刺さる

燃え方

  • 小さな炎でもすぐ着火してくれる
  • 油分のためか、ゆらりと長く燃えるので少量でも焚き付けとして十分機能してくれる
  • 硬いので、竹の上に太目の薪を載せてもつぶれて鎮火してしまうことなく、焚き付けとして頑張り続けてくれる

という訳で、竹って案外交渉次第で無料で入手しやすい木材でもあると思うので、来年の薪集めで注目してみようかと思います。