手斧をキッチン道具で研いでみた
こんにちは柊ゆきです。
手斧を研いだことなかった私。錆びてる、刃先が欠けてる、これは可哀そう。
包丁みたいなものだしキッチン道具でなんとかならんかな?と行動してみて断念した話。
はい。錆びてます。普段からガンガンつかっているので刃先は銀色ですがボロボロだし、他は赤茶色になってしまい。悲しい手斧さんです。
ちなみにワイルドライフという名前の斧で、昔から高かったけど、ますますお高級になってしまった手斧です。ほんと高い。
さて手入れを始めますが、お昼間はもうすぐ3歳の次男がうろちょろしてるので、深夜にこっそり台所で作業することに。まずは台所から使えそうなものをピックアップ。
- 手前の青い砥石。刃こぼれ修正用。粗さはたぶん200番前後
- 真ん中の白い箱の砥石。刃付け用の仕上げ砥石。色は茶色。粗さは1800番
- 錆落としのクレンザー
もういけそうな気がしてきた。できるんじゃないこれ??
まずは錆落とし。
クレンザー(長男が運動会でゲットしてきた)を容赦なくたっぷりふりかけスポンジでこするも、まったく錆が落ちる気配がなく、スチールたわしを参戦させてゴシゴシ磨く。落ちる落ちる!錆が落ちる!大成功。
あれ?ここで気が付いたんだけど文字入力していると 「錆」「錆び」どっちもに変換されるんだけど、「錆」「錆び」って使い方違うんだね。へー。さびそのものは「錆」で。さびてしまうことは「錆び」。へー。
「錆びてしまった斧の錆を落とす」ってことね(フフフ ごめんなさいアホで)
はい次!刃先を研ぎます。
最初は刃こぼれを整える目の粗い青いザラザラの砥石で研いでみます。その間仕上げ用の砥石は水につけて吸水させて待機。わくわくします。
研ぎ始めの感想「堅い!!!研げる気がしない」、公園の手すりを鉄の棒で撫でてるみたいにカリカリする。全然研げてる感じがしなくてつらい。
さらに戸惑うことが発生。
刃の一方の端を砥石にあてると反対の端が砥石から浮いてしまう。斧の刃ってこんな形状になってるとは知らなかった。写真だと右端を砥石にあててるから、左端が浮いちゃってる。
ちなみに包丁を砥石にあててみると、下の写真のように刃全体が砥石に吸い付くように当たるんだよね。
このまま手斧をこの砥石で研ぐと、砥石の表面がデコボコになってしまって包丁研ぐのに支障がでそうなので、手斧研ぎはここで断念。
最後にオリーブオイルを錆止めにさらりと塗って今回は終了。
今回の実験結果
錆びはクレンザーとスチールたわしで綺麗に落ちる! 研ぐための砥石は包丁とは兼用しないほうがいい。手斧用に用意するのがよさげ。
うーん残念。綺麗に研いで試しに枝切ってみたかったな。
それと包丁用の砥石で研ぐのはなんとなく難しかったので、砥石のほうを持って研ぐタイプの砥石がいいのかな?と思案中。私の手斧のメーカーの専用砥石も手に持つタイプのディスクストーンだから、それが手斧にはあっているのかも!?でも6000円超えちゃうから、お手頃価格の違うの検討中。